第１弾産直キッチン全編

秋川牧園　編

株式会社FUKUDA　編

とやまレインボーファーム株式会社　編

3月21日（火）とやま生協東部センターにて21名が参加し、産直推進実行委員会主催の第1弾「産直キッチン」を開催しました。

株式会社秋川牧園の緒方さん、株式会社ＦＵＫＵＤＡの福田さん親子、株式会社とやまレインボーファームの川越さんの4名の生産者をお迎えし、飼育・栽培のこだわりやおすすめポイント、苦労していることなどについてうかがいました。

秋川牧園は、ＡＷＦＣ（アニマルウェルフェアフードコミュニティジャパン）に加盟し、日本の環境・風土に合ったアニマルウェルフェアの取り組みを推進しています。鶏を健康に育てるために飼育密度を落とした薄飼いの飼育方法、飼育期間中の「抗生物質・抗菌剤不使用」、「人が食べても大丈夫」を目指したエサへのこだわり、人や自然にやさしい循環型の飼育方法など、鶏肉の安全性とおいしさのポイントを緒方さんから丁寧に説明していただきました。

株式会社ＦＵＫＵＤＡ（福田農園）さんは、親子で参加いただきました。
栽培期間中は除草剤を使っていないことや、農薬も石川県の慣行栽培の約半分に抑え有機質肥料を主体に栽培していることなど栽培のこだわりをお話くださいました。れんこん畑での収穫の様子を画像で見せていただき、特に水が冷たい冬場の収穫作業の大変さを知ることができました。また、20代の若い息子さんも一緒にれんこん栽培に取り組んでいらっしゃることに皆さん感心されていました。

株式会社レインボーファームの川越さんからは、組合員だけでなく、すべての人に安全安心な食をお届けすることを目的にとやま生協のグループ会社として設立されたことや、栽培中は除草剤を使わないため雑草と日々格闘していること、圃場と一部の野菜について有機ＪＡＳ認定を取得したことなど、わかりやすくお話していただきました。

お話をうかがった後は、参加者の皆さんが６グループに分かれて白ねぎ、れんこん、鶏肉を使ってクッキング！
れんこんチップスや白ねぎの和風マリネ、若鶏のからあげなど全部で８品を手際よく作っていきました。生産者の方も一緒に調理に参加していただき、参加者がおいしい食べ方や、調理のコツについて質問をする様子もあちこちで見られるなど、楽しそうな声が響いていました。　　　　　　　　　　　　　　　　

 

試食後、質問や参加された感想など交流をしました。
「鶏肉が柔らかくてジューシーやね」「れんこん団子がもっちりしておいしい！」「白ねぎも甘みがあっておいしいね」と皆さん大満足♪
参加者からは
「れんこん団子が新鮮な食べ方でした。れんこんの出来上がりまでを聞くことが良かったです。生産者の方との対話、質疑応答が嬉しかったです。」
「久しぶりの調理、やはり参加する度に新しく知ることがあり、普段の生活にとても役立ちます。れんこんの使い方、ネギの使い方、早速家で実践します！」
「生産者さんの強い思いが伝わって、食の大切さを改めて痛感しました」などの感想が聞かれました。