東部くらし委員会では、防災の意識を高めるきっかけとして四季防災館・県の防災危機管理センターへ見学に行くバス企画を開催し、17名が参加しました。
四季防災館では、防災シアターを視聴したあとに、地震体験・流水体験・暴風雨体験・応急手当体験の4つの体験をしました。
地震体験では、リアルな揺れを体験できる機械の上に乗って震度1~7までの地震を体験します。最初は「これで揺れてるの?」と言っていた参加者も、だんだんと揺れが強くなると手すりに必死につかまっていないと振り落とされそうになるほど。あまりの揺れに思わず「きゃ~!」と叫んでいる方もいました。
流水体験では、小さな流れるプールのようなところを、長靴をはいてぐるぐると歩いてみます。水深が浅い場所では普通に歩いていた参加者も、水深が深い場所では「気をつけないと足を取られるね」「川がにごっていたら、浅い・深いもわからなくなる。こわい」と言っていました。
中には、「浅い用水で事故が起きるのはなんでだろうと疑問に思っていたけど、体験でよく分かった」という意見もありました。
暴風雨体験では、合羽を着て暴風を人工的に作り出す部屋に入り、風速約30メートルまでを体験しました。
応急手当体験では、AEDを使用した救命救急の方法を教えていただきました。
午後からは、県の防災危機管理センターの見学をしました。
防災危機管理センターは2022年に運用が開始したばかりの新しい施設で、災害等の非常時に迅速かつ的確に対応できるよう、常設の災害対策本部室などを備えた災害対策の拠点施設です。
普段は一般の方が見学できないオペレーションルームや災害時に知事や関係機関が応急対策等を協議する大会議室などを見学させていただき、最後には屋上のヘリポートも見学しました。
参加者の感想
- 四季防災館での地震・流水・暴風雨体験はとても有意義でした。個人ではなかなか体験できないので、今回体験させていただいてよかったです。
- 教養も身に付き、参加したみなさんと親睦も深めることができ、楽しかったです。
- 以前から興味があってぜひ行ってみたいと思っていたので、参加できてよかったです。実際の非常時に備える気持ちになりました。