8月29日(火)、西部ブロック庄川地域会が主催し、富山ホーム食品の工場見学とみなみ店でのお買い物をめぐるバス企画が行われました。
午前中は富山ホーム食品を訪れました。富山ホーム食品の菊池会長からは「特に絹とうふと充てん豆腐の違いを知ってほしい。」とお話がありました。
絹とうふは昔ながらの大きな型に豆腐を作り、大きな水槽の中で1丁ずつに切り分けパック詰めした豆腐です。充てん豆腐はパック内に豆乳と凝固剤を充てんしてパック内で固める豆腐です。充てん豆腐の方が日持ちが長く、手間もあまりかからないのでそちらの豆腐が好まれて利用されています。
富山ホーム食品もこの地で作り始めて40年、県内産大豆にこだわった豆腐作りを実直にやってきたそうです。以前は豆腐を製造する会社が県内10数社ありましたが、現在では県内の大手スーパーに納めている業者は3社しかありません。
「当社も大豆の不作の年があり、輸入大豆を使用した豆腐を作ろうとしたが生協の組合員さんからの意見もあり、それをせずに県内産大豆にこだわって作ってきたことが今日につながっている。県産大豆も以前に比べると年々品質的に劣ってきているため、そういったことも考慮しながら豆腐作りに営んでいる」とお話があり、こだわりを持って安全・安心な豆腐を提供されていることがわかりました。
午後からはみなみ店により思い思いの商品を手に取りながらお買物を楽しんでおられました。
参加者の感想(参加人数 8名)
- 生産者と生協と消費者の信頼の大切さがよくわかりました。
- 安全・安心な豆腐づくりに取り組んでおられる事がよくわかりました。今後も豆腐を購入しようと思う。
- 商品に対するこだわりがよく伝わってきた。安心してこれからも利用します。
- とうふの種類による製造の違いがよくわかりました。