産直の小松菜でおなじみの中本農園を見学し、22人が参加しました。
現地では代表の中本さんから農園についてのお話を伺いました。
先代が53年前にレタス栽培を始め、約40年前から年間を通して栽培できる小松菜の生産を開始し、現在では東京ドーム1個分にもなる112棟のハウスを持っているそうです。
冬は小松菜の生育に時間がかかるため、温暖な和歌山県紀の川市にある畑でも栽培しています。
温暖化や国内外の情勢変化による肥料、農薬、資材価格の高騰で、農業を取り巻く環境が厳しくなっているというお話も伺いました。
「中本農園の小松菜を利用したことがある人?」という中本さんの問いかけに、大勢の方が手を挙げて中本さんも思わずにっこり。
100メートルの長さがあるビニールハウス内は栄養たっぷりでふかふかの土が敷き詰められ、一面に植えられた小松菜が収穫されていました。「1日で全部収穫する時もありますよ!」という説明に驚きの声もあがりました。
「猛暑の対策はどのようにしていますか?」「小松菜は何種類栽培していますか?」の質問に「ハウスに日よけを掛けますが、芽が出ても暑さで伸びが悪く苦労しています」「10種類の品種を季節に合わせて栽培しています。品種の特徴で大きさや味など微妙に違いがあります。えぐみがないので生で食べられますよ」とお答えいただき、採れたての小松菜を生で試食すると「茎まで甘くておいしい!」と、参加者の皆さんは驚いていました。
中本さんのわかりやすい説明で生産者の苦労や工夫で安心な野菜を届けてもらっていることがわかり、ますます中本農園のファンになり利用しようと思いました。
昼食後は今年オープンしたトレインパーク白山に寄り、新幹線整備の見学やグランクラスシート体験などを楽しみました。
参加者の感想
- 中本農園さんの規模の大きさに驚きました。農業のご苦労を感じ、感謝していただこうと思いました。
- 参加した子供が収穫して袋づめする作業が面白そうだと思い、農業に興味がわきました。
- 中本農園の野菜をますます買おうと思いました。