地域の組合員を対象に射水市市政出前講座の「終活支援ノート活用方法」の講座を開催しました。講師は大島地域包括支援センターの綿谷さんと清水さんに担当していただきました。
60パーセントの方が、もしもの時の延命治療、介護、葬儀などについて書面で残しておく必要性を感じていますが、家族と話したことのある方はたった1.5パーセントです。終活はもしもの時のために、元気なうちに少しずつ準備することが大切です。
「終活支援ノート」は①書きたいところから無理せず少しずつ何度でも書き直しする、②周囲にノートの保管場所と内容を伝える、③遺言書と違い法的効力はない、ことがポイントだそうです。
講座の中で、配布された「射水市終活支援ノート」に沿って、病気の際どうするか、延命治療や看取り、介護の希望や葬儀、遺言書、財産について考えておくことや、もしもの時のために相談できる窓口についても教えていただきました。
参加者のみなさんはうなずきながら、終活支援ノートを見てメモを取る様子も見受けられました。
今回の講座は、終活支援ノートを少しずつ記入して、自分らしく暮らすための準備を始めるきっかけになりました。
参加者 20人
参加者の感想
- 家族で終活について向き合うことがないので、余裕をもって話し合いと片付けをしていこうと思いました。
- 自分の意志を終活支援ノートに残すことはわかりますが、まずは自分がどのようにしたいかを考えたいと思いました。
「射水市終活支援ノート」は射水市役所地域福祉課にて無料で配布しています。また、書店にて市販されている終活支援ノートもあります。