ぬりえアートセラピーはテキストにぬりえを自由に進め、自分が気づいていなかった「わたし」が見えてきます。無心で色を塗ることでストレス発散作用と色彩の持つ癒しの作用があります。
1番目に感情からイメージする色を24色の色鉛筆を使って塗り進めます。しあわせ、リラックス、悲しみ、家族など20の感情についてです。
2番目に自分の身体の色をイメージして色を塗り進めます。
自分の感情のイメージの色と身体に塗った色は関連性があると説明があり、プラスとマイナスの感情が身体の部位の塗った色に反映しやすいそうです。
参加者の方それぞれ塗り方に、筆圧の濃い方、薄い方、濃淡やふちどりをしたり、グラデーションのように塗る方など特徴がありました。特徴に応じて筆圧の強い方はパワフルなイメージ、グラデーションは美的センスが良い傾向の方など解説がありました。また「色の生理的効果と心理的効果」の説明があり、色は心に影響を与えるだけでなく、身体にも働きかけます。
最後はイルカ、またはクジラの絵に自分の好きな色を塗り、まわりの様子も自由に描きました。イルカとクジラは自分自身を表しており、まわりの様子は描いた物や色によって目標や願い、悩みなど様々な特徴が表れるようです。講師の有若さんは参加者1人1人に寄り添い、ぬりえについて解説をおこなっていました。
参加者の皆さんは童心にかえって夢中でぬりえをおこない、自分自身をあらためて知るいい機会になりました。
参加者9名
まなびあいはとやま生協の組合員を1人以上含む3人の個人グループでも申し込んで開催することができます。詳しくはホームページをご覧ください。