5月27日(土)、親子4組9名が参加し、富山市の生産者・(有)土遊野(どゆうの)さんの田んぼで「稲作体験プロジェクト(田植え編)」を開催しました。
この企画では、田植えから収穫までの体験を通して、お米が育つ過程を学びます。
はじめに土遊野さんが作っている有機米の特徴と、今回植えるイセヒカリという品種の説明を受けました。
田んぼに入ると、粘り気ある粘土質の土に足をとられ、転んでしまうお子さんも。里山にある有機米の田んぼだけあって、アメンボやカエル、おたまじゃくしなど生き物がいっぱい。みなさんはじめは驚いていましたが、次第になれてくると、ゆっくりと丁寧に苗を植えていきました。
時折、生産者から「その調子でがんばろう」「まっすぐ上手に植えているね」などの声をかけてもらいながら、順調に田植えは進みました。
その後は、平飼い卵で有名な土遊野さんの養鶏場に移動し、鶏のエサや、平飼い卵についての説明を聞きました。産みたての卵に触れる機会もあり、「産みたての卵ってあったかいんだね~」と、お子さんが命のぬくもりを感じる良い体験になりました。
最後に、棚田で働くことになるアイガモ隊のヒナを見て、今回の企画は終了しました。
棚田で働くことになるアイガモ隊。成長後は食用肉になります。
今回田植えに参加した皆さんは、9月に稲刈り体験も行う予定です。