9月8日(金)藤ノ木地域会が主催し、とやまアルペン乳業の工場見学と、とやま生協みなみ店でお買い物をするバス企画を行いました。
とやまアルペン乳業では、プライベートブランド商品の「とやま生協牛乳」、「プレーンヨーグルト生乳仕立て」などを製造しています。従業員の西田さん、北村さんよりヨーグルト工場、生乳受入室、検査室、製造ラインと説明を伺いながら工場内の見学をしました。
とやま生協牛乳は組合員さんが安心して飲んでいただけるよう、水のおいしい新川地区生協指定の酪農家の原乳のみを、専用タンクローリーで運び専用タンクに貯乳しています。厳しい検査で合格した原乳のみを受け入れ、パック詰め後も厳しい検査をおこなっていました。
見学後、牛乳の作り方のDVDを視聴したあと詳しい説明をお聞きし、組合員さんからの質問に答えていただきました。
とやまアルペン乳業は富山県内の原乳のみを使用しているというこだわりを教えていただきました。しぼりたての鮮度の良い原乳が届き、その日のうちに製品にすることができます。北海道産原乳の5割ほどは本州に運ばれて製品化されていますが、その場合は輸送に3~4日程度掛かかるそうです。
平成16年にHACCPシステムを導入、令和4年にJFS-B(食品安全マネジメント規格)に認定され、一層安全でおいしい製品作りに取り組んでいること、安心して利用できることがわかりました。
< ↓質疑応答を一部ご紹介 >
Q.牛乳の味が違うことはありますか?
A.季節や牛の個体差などで味が微妙に違います。特に夏場は餌を食べる量が減り、乳脂肪分が少なくなります。製品には一番少ない時期の乳脂肪分を記載しています。
Q.いろいろな牛乳がスーパーにありますが、何が違うのですか?
A.牛乳と表示できるのは加熱殺菌のみの成分無調整の製品だけです。生乳に脱脂粉乳やバターを加えて成分調整した製品は加工乳であり、牛乳と表示できません。
とやまアルペン乳業を後にし、帰りにみなみ店に寄りお買い物をしました。早速とやまアルペン乳業の牛乳やヨーグルトを買い物かごに入れていました。
参加者の感想(参加人数 6名)
- 生乳、牛乳、加工乳その他、名称毎に内容の違いがわかりました。
- 生産に関わる多くの人々の努力を知ることができました。