藤ノ木地域会では元旦の能登半島地震をきっかけに2024年度の活動は「災害」をテーマにしています。災害時の備えを学ぶため、富山県の体験型学習施設「四季防災館」を訪問し、16名が参加しました。
四季防災館の唐島田さんより施設のご案内をしていただきました。富山防災シアターでは、映像を通して地震や津波、洪水発生のメカニズムと備えについて学びました。
「富山県も多くの活断層があり、直下型地震発生の危険性や昨年の洪水被害など普段から災害の備えが必要です」
体験コーナーでは「地震」「初期消火」「煙」「強風」4つの体験を行いました。
「地震」では震度1~7で阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震の揺れを体験しました。突然の激しい揺れに手すりにしっかりつかまらないと倒れそうになりました。
「初期消火」では実際の消火器を使用し薬剤の代わりの水を画面の炎にかける体験をしました。炎にうまく命中させるのはなかなか難しいようでした。
質疑応答の時間には「真夜中の地震発生は暗いので怖いです。常夜灯以外に準備したらよい物はありますか?」「100円均一のプラボトルに絆創膏や非常食、現金などいれた防災ボトルを準備しています。」という質問や意見があり、「避難の際、割れたガラスなどでケガをしないように枕元にスリッパを置きましょう」「100円均一防災ボトルは手軽に準備できて良いです。常備薬は忘れずにいれておきましょう。非常用トイレは使用回数が多くなり、ある程度の量の備えが必要になり大変です。また、いざ使う時に困らないようお試しで使ってみましょう」と教えていただきました。
帰りはみなみ店に寄り、評判の鮮魚をはじめ青果やコープ商品など購入しました。
突然の災害に備えるために、四季防災館訪問は良い体験になりました。個人での見学や体験も気軽にできますので一度訪れてみてはいかがでしょうか?
参加者の感想
- 消火器の実演はおこなったことがなかったので良かったです。
- 避難通路の案内板がショッピングセンターでは天井にあることを知ることができて良かったです。