8月24日(木)、富山センター調理室にて「男の料理教室 カレーを作ろう」を行いました。
講師は呉羽・五福地域会の男性メンバー。普段から料理をしている男性が考案したレシピをもとに、実際に調理に取り掛かります。
今回は「スパイスカレー」と「夏野菜カレー」の2種類をグループに分かれて作りました。「男の料理教室」ということで、男性が中心となって調理を行い、女性メンバーにはそのサポートをしていただきました。
男性の中には「普段全く料理をしない」という方もおられて、少し緊張した面持ち。しかし、一度包丁を握ると手際よく野菜を切っていく手つきに、女性メンバーも驚いた様子でした。
食材を無駄にしない切り方など、料理の際のコツをベテラン主婦の組合員さんから教えてもらいながら、丁寧に調理をすすめます。
男性陣から「玉ねぎが目にしみて痛い」という声や、フライパンいっぱいに入った野菜に「こんなに入れて溢れんがけ」と心配そうな様子があると、その度「上手に切れば痛くならんよ」「炒めると嵩が少なくなってちょうどよくなるから」など料理に慣れているメンバーからフォローが入りました。
また、下味に塩を振りかける際には、普段料理をしない参加者が恐る恐る少しずつ塩を振る様子に、「もっと思い切り振らんと味つかんよ」とアドバイスする場面も。アドバイスを受けて少し半信半疑な様子でしたが、自分で下味をつけたスープを飲んで、「全然味がしない」と苦笑していました。
スパイスを入れると、一気にカレーらしい香ばしい匂いが調理室に立ち込めます。少し辛味が強くなってしまったようで、味を調えるのに苦戦している様子もありましたが、醤油や砂糖を加えて風味を豊かにすることで食べやすくなりました。
しばらく煮込んで、「スパイスカレー」と「夏野菜カレー」の2種類が完成しました。夏野菜カレーは野菜の甘みがたっぷり詰まって、食べやすい辛さ。次々ご飯がなくなります。ピリッとした辛さの本格的なスパイスカレーは、食べていると体の内側から熱くなるような感覚に。「あついねー」と言いながらも皆さんとても楽しそうな顔で、おいしく召し上がりました。
「普段料理をしない人が料理をするきっかけになれば」と企画された今回の料理教室。参加者の中には、普段料理をしない旦那さんとご夫婦で参加された方もおられました。「家で自分が教えると喧嘩になりそうだから、こういう機会があってよかった」との感想もいただきました。お家で旦那さんが料理をふるまうきっかけになるといいですね。
参加者の感想(参加人数 12名)
- 女性の補助があり、スムーズにできました。男だけではなかなかうまくいきません。
- 初めてカレーの出来上がりまでやってみて、主婦の苦労が少しわかりました。男も料理したほうが認知症の予防にもなる!
- いろんな作り方、具材があり参考になりました。