せいきょうクラブ おとのわ のオープン企画で、大山乳業の方とオンラインでつながり学習会を開催しました。

鳥取県にある大山乳業は、鳥取県内の酪農家から生乳を集め、処理から販売までを手掛ける農業協同組合です。今回は、動画も交えて商品ができるまでの流れと、白バラ商品のおいしさの理由を教えていただきました。

大山乳業は鳥取県内に約100軒ある酪農家から生乳を集めているだけでなく、組合に在籍している獣医師がそれぞれの酪農家を訪ね乳牛の健診を行っています。頻度は毎月。その際、全頭からお乳のサンプルをとり、生乳の苦みや渋みにつながる体細胞数などをチェックしています。

また、牛の健康管理と同じほど大切にされているのが牛の快適さです。その環境づくりや、生乳の鮮度保持の取り組みとして「白バラ認証制度」という仕組みをつくり、大山乳業と県による年２回の審査が行われています。定期的な検査のおかげで、鳥取県内の生乳の体細胞数の少なさは全国トップです。

会場からの「スイーツのクリームがとてもおいしいのはどうして？」という質問には、「生乳のおいしさをいかして、なるべく手を加えないよう工夫しています。また、生乳の処理工場と製菓工場が同じ敷地にあるため、新鮮な生乳でお菓子を作ることができ、あとくちがしつこくないクリームになります」と答えてくださいました。

学習会後、コープ北陸のプライベートブランド商品の低脂肪牛乳やヨーグルト、白バラのロールケーキなどを試食しました。試食品はたくさんありましたが、どれもついつい手が伸びるおいしさでした。

参加者：１１名