緑豆もやしでおなじみのサラダコスモさんとオンラインでつながり、もやしやカット野菜についての学習会を開催しました。

サラダコスモさんは、もともと飲み物のラムネを作っていた会社でしたが、副業でつくりはじめたもやしが現在の主力商品になったそうです。

1950～60年代は、もやしは漂白して出荷するのが普通。ところが、当時の従業員の「漂白しているもやしは食べたくない」との声を受け、自分たちが食べたいと思えないものを売りに出すのはおかしいのではないか、と、当時では珍しかった無漂白のもやし製造に着手し、今では生協おなじみの商品になっています。

生協で購入できる緑豆もやしは、緑豆の栽培に適した中国で有機栽培された豆を使用しています。水がおいしい岐阜県の工場で発芽させ、丁寧に根や豆がらを取り除き、薬品臭が残らない微酸性電解水で洗浄されている工程を説明していただきました。

スーパーには置いていないという紙袋のもやしも、じつはこだわりがあってのこと。紙袋だともやしが呼吸できるため、長く鮮度を保つことができるのだそうです。市販では袋の中が見えない紙袋もやしは売れないのですが、生協では安全性や日持ちの良さで人気商品となっています。また微酸性電解水できれいに洗浄されているので袋から出して洗わずにそのまま使うことができるとのことでした。

カット野菜に使用される野菜も生産者などが明確なものを使い、安全・安心で手軽に使える商品づくりにこだわっておられることがわかりました。

参加した方からは、「袋のままレンジで調理できる商品がいろいろあると知って目からうろこだった。レンジ対応の商品をさがしてみたい」という声が聞かれました。