【にこりーな】魚津消防署で救命講習を行いました

10月17日(火)、「くらしの助け合いの会 にこりーな」が主催し、魚津消防署で救命講習を行いました。

この救命講習は、にこりーなの活動会員が活動中に万が一のことが起こった時、冷静に対応できるようにと開催している講習です。今年度は一般の組合員からも多数の参加申し込みがあり、全ブロックで5回にわたって開催することになりました。

魚津消防署での講習には、にこりーなの活動会員と組合員、合わせて15名が参加しました。

 

 

はじめに、倒れている人を発見してから、通報し救急車が到着するまでの間に行う一次救命措置(心肺蘇生や手当など)の流れや、特に気を付けて傷病者を観察するポイントなどを教えていただきました。

傷病者に意識がなく、ふだん通りの呼吸をしているように見えない場合は、心臓が止まっていると判断しすぐに措置を始めることが重要です。措置が早ければ、傷病者が助かる確率や、意識が戻ったあとに後遺症が残らずに済む確率が上がります。

 

救命措置の流れを確認したあとは、AEDと人形を使い、救命措置を行ってみました。

胸骨の位置を確認

AEDを持ってきたという想定で使ってみます。

 

傷病者の心臓が止まっている場合、胸骨圧迫を続けて脳に血液を送り続けることが最優先です。AEDのパッドを貼る時も止めてはいけないので、参加した皆さんは慣れない作業に苦戦しながらも、お互いに声を掛けたり教え合ったりしてAEDの使い方を確認していました。

救命措置のあとは三角巾を使った頭部の止血方法を教えていただきました

 

実践が終わったあとは、「胸骨圧迫が早すぎても遅すぎてもだめなのはどうして?」「AEDで2回目の電気ショックをするときはどうすればいいか?」などの参加者の質問に、消防隊員の方が答えてくださいました。

参加した方からは「胸骨圧迫はすごく力がいることが分かった」「周囲の人に協力してもらってAEDを使いたい」などの感想が聞かれました。

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