食の安心基金
とやま生協では組合員へお届けする商品を生産、製造しているお取引先へ品質向上と安全確保のための支援を行っていきたいと考えています。
そこで、「富山県における地産地消の促進と地場のお取引先の育成を目的とした制度」として2006年6月に「食の安心基金」を立ち上げました。この制度は「安全なものを安心して食べたい」と願う消費者である組合員と、「安全なものをつくり続けたい」と願う生産者にお役立ちするためのものです。
同時にこの制度を運用する機関として「食の安心研究所」を設立しました。
食の安心基金について
1. 支援内容
- 品質管理向上を支援(設備投資の援助、専門家の派遣、工場点検等の支援など)
- 有機認証、HACCP、ISO22000等の取得・維持の支援
- 地産地消の促進
2. 基金支援対象者
次の①、②のいずれにも該当する取引先
- ① 富山県内にて食品または、それに関連する商品を生産・製造している
- ② 食の安心研究所法人会員または、虹の会会員である
3. 資金調達について
この制度の運用を進めるために組合員とこの制度の趣旨にご賛同いただける方々の協力のもと資金を調達します。
項目 | 内容(考え方) |
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組合員協力 (協力金) |
製造メーカー・生産者の安全な商品づくりの支援として、協力金をお願いしていきます。 |
虹の会 (協力金) |
1. 基金として協力補助金の拠出をお願いしていきます。 |
会員会費 (会費) |
1. 個人会員1,000円 2. 法人会員5,000円 |
とやま生協補助 (補助金) |
1. 制度運営上の活動費として、補助金をお願いしていきます。 |
4. 運用機関
「食の安心研究所」がこの「食の安心基金」制度を運用します。
食の安心研究所について
1. 「食の安心研究所」の概要
食の安心研究所は「食の安心基金」の運用および問い合わせ対応、学習会・交流会等を計画・開催する機関です。
名称 | 食の安心研究所 |
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設立時期 | 2006年6月 |
設置場所 | とやま生協本部事務所内 〒930-0873 富山市金屋555 TEL: 076-443-8804 FAX: 076-443-8810 |
位置づけ |
1. とやま生協とは別機関とし、独立した機関として位置づけます。 2. 任意の団体とし、現段階では法人格は持ちません。 |
組織構成内容 |
会員制とします。 個人会員…1口1000円以上の年会費のご協力をいただきます。 法人会員…1口5000円以上の年会費のご協力をいただきます。 ◆組合員も個人会員となり総会の参加など運営に参加する事ができます。 |
総会 |
年1回開催します。 1. 活動報告・決算報告 2. 活動方針・予算決定 3. 役員選挙 |
役員会議 |
役員会を設置します。幹事・監査全員参加とします。 |
監査 | 監査は年1回とします。 |
2. 食の安心研究所の役割
- ① 支援の対象となるお取引先の選定。
- ② 支援の内容についての協議、決定。
- ③ 相談対応と支援進捗確認。
- ④ 生産者・メーカー・行政・組合員の交流会の計画・開催
3. 活動報告
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- 2022年6月3日(金)第17回総会・交流会を開催しました
- 2022年10月10日(月)「食の安心学習会」を開催しました
- 2023年6月2日(金)食の安心研究所 第18回通常総会を開催しました
- 2023年8月4日(金)「HACCP/JFS-B適合証明書取得実務支援セミナー」を開催しました
- 2023年10月20日(金)「食の安心学習会~輸入食品の安全性はどうなっているの?~を開催しました」
- 2023年11月6日(月)せいきょうまつりに手洗い体験コーナーを出展しました
- 2023年11月21日(金)「HACCP/JFS-B適合証明取得支援 第2回ワークショップ」(全6回シリーズ)を開催しました
- 2024年3月25日(月)2023年度 食の安心基金 設備資金助成報告
- 2024年5月24日(金)HACCP/JFS-B 適合証明書取得実務支援 第6回ワークショップを開催しました
- 2024年6月10日(月)食の安心研究所 第19回通常総会を開催しました
- 2024年9月28日、10月12日、10月26日 せいきょうまつりに手洗い体験コーナーを出展しました
- 2024年10月31日(木)食の安心学習会2024 ~食の安全の基本から考える健康食品~ が行われました
4. 申請方法
随時「食の安心研究所事務局」で受け付けます。まずはお電話ください。