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遺伝子組み換え食品への対応

遺伝子組み換え食品取り扱いについての
基本的な考え方

  • 組合員の知る権利、選択権を保証する観点から、取り扱い商品の遺伝子組換え農作物使用に関する情報提供をおこないます。
  • できるだけ遺伝子組換え原料を使用しない商品の取扱いをすすめますが、遺伝子組換え原料を全て排除するとの対応は、現実的でないためおこないません。
  • 科学技術や知見の進歩、遺伝子組換え食品をめぐる新たな課題などが出てきた場合は、都度、検証と評価をおこない、商品取扱い基準の見直し、検討をすすめます。

取り扱いの留意点

  • これまでの食の安全に対する組合員活動等とのとりくみ経過やPBとしてのこだわりなどを踏まえ、コープ北陸PB商品、とやま生協開発商品では遺伝子組換え食品を使用しないことを基本とします。やむをえず使用する場合は、他に代替えのない場合にのみ使用します。
  • 但し、しょうゆ、大豆油、なたね油、綿実油、コーン油、コーンフレーク、水あめ、異性化糖などは、原料調達の問題及び製造過程でのタンパク質分解・除去により対象外とします。

遺伝子組み換えの
表示について

容器包装への表示対象

  • 表示適用対象は、PB商品(HCOOP商品、とやま生協開発商品)とします。
  • JAS法で定められた表示対象品目の遺伝子組換え農作物とそれらを原材料にした加工食品とします。
  • 組み換えられたDNAまたはこれにより生じたタンパク質が、加工工程で除去・分解され、食品中に存在しないもので、とやま生協が指定した品目・原料(とやま生協指定表示対象品目)
  • 遺伝子組換え農産物が存在する作物以外での表示はおこないません。

容器包装への義務表示・任意表示の範囲

  • JAS表示対象品目で原材料に占める重量割合が上位3位までで且つ5%以上の主原料については、「遺伝子組換え不分別(義務表示)」「遺伝子組換えではない(任意表示)」に関わらず全て表示をおこないます。
  • JAS表示対象品目で主原料以外(配合重量比4位以下または5%未満)についても、必要に応じ、「遺伝子組換え不分別」「遺伝子組換えでない」を任意で表示します。
  • コープ北陸指定表示対象品目については、一括表示欄に標記される主原料(配合順位3位且つ5%以上)に限定し、任意で上記同様の表示をおこないます。
  • 任意表示については、日生協CO・OP商品、HCOOP商品、とやま生協開発商品での表示をすすめ、NB商品については、取引先に任意表示の協力をもとめます。
  • 遺伝子組換え原料由来の添加物などの区分表示はおこないません。
  • 任意表示の範囲や方法については、検証の可能性や新しい遺伝子組換え品目などの変化に合わせて見直すこととします。

コープファミリーへの表示

*表示適用対象は、とやま生協取り扱い商品とします。

  • 法的には表示が義務づけられていませんが、組合員への情報提供を目的に実施しています。
  • 表示対象は、JAS法表示対象品目の生鮮野菜「大豆(枝豆、大豆もやし含)、じゃがいも、とうもろこし、菜種、綿実、てんさい、アルファルファ、パパイヤ、からしな」及び加工食品(前述の生鮮野菜を主原料とした食品)
  • 表示方法は、「GMO不使用」「GMO主原料不使用」「GMO主原料不分別」「GMO主原料分別流通管理済み」「GMO主原料混在」の5区分です。

*わかりやすい表示方法やマークは、実態に合わせて運用します。

マーク表示例

GMO
マーク
マークの意味 商品パッケージ
表示例
商品例
GMO不使用 遺伝子組み換えでない ばれいしょ、とうもろこし、枝豆など
主原料GNO不使用 主原料は「遺伝子組み換えでない」 原材料名 大豆(カナダ)(遺伝子組み換えでない) 大豆ドライパック大豆水煮ゆで枝豆など
主原料分別GMO管理済み 主原料は「分別生産流通管理済み」 原材料名 大豆(カナダ)(分別生産流通管理済み) 大豆ドライパック大豆水煮ゆで枝豆など
主原料GMO不分別 主原料は「不分別」 原材料名 大豆(カナダ)(不分別) 大豆ドライパック大豆水煮ゆで枝豆など
主原料GMO混在 主原料は「不分別」と「分別」もしくは「遺伝子組み換えでない」が混在 原材料名 大豆(カナダ)(不分別)、でん粉(馬鈴薯:分別生産流通管理済み) 大豆ドライパック大豆水煮ゆで枝豆など