新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
組合員の皆様には、健やかに新 春をお迎えのこととお喜び申し上げます。また、日頃より商品のご利用や活動にご参加いただき、心より感謝申し上げます。
昨年は、1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害が発生しました。復旧に向け一歩ずつ進んでいる中、9月には能登半島で豪雨災害が発生しました。亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
とやま生協では、地震と豪雨災害に対して支援活動を続けてきました。引き続き組合員の 皆様や全国の生協・NPOとも連携を図りながら、どこよりも長く、きめ細かく寄り添い支 援を続けていきます 。
さて、第1次中期経営計画「2022~202年度」を振り返りますと、組合員に今まで以上に貢献し、生涯を通じてお役に立ち続けることをめざし、とやま生協が誕生しました。食とくらしを支えるくらしのセンターとしての店舗出店の準備を進め、新たな小規模多機能型居宅施設を開所しました。配食事業は全県下で配送可能となり、移動店舗(クルくる)の増車 、 価格高騰に対してはくらし応援企画を実施してきました。また、地域課題に主体的に取り組んでいく中、CO2の排出量は太陽光発電等により3年間で約6,300tの削減(CO2排出量の53%に相当)、包括連携協定の締結も3市1町となりました。
2025年度はとやま生協の第2次中期経営計画がスタートします。2030ビジョンで掲げた「くらしのトータルケア事業」で、住み慣れた地域で安心してくらし続けられる地域社会の実現に向け、皆様のご理解とご協力を賜り、お取引先、関係諸団体と連携しながらさらに前進していきたいと考えています。
組合員に寄り添い、地域社会の声に耳を傾け、組合員、県民が笑顔になっていただけるよう事業の拡大と新規事業に挑戦し、持続可能な地域社会の実現に向けて取り組みを進めてまいります。
本年も事業や活動への積極的なご参加をお願いするとともに、組合員・ご家族の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
令和七年 元旦
とやま生 活 協 同 組 合
代表理事 理事長 寺岡 富美夫