りんごやぶどうでおなじみの産直生産者、信州産直組合を訪問しました。
はじめに、りんご畑で組合長の玉木さんからりんごの生育状況やおいしいりんごの見分け方についてお話を伺いました。
甘くてジューシーなふじりんごを試食させていただき、りんご狩りも楽しみました。
赤くておしりが開いているりんごが完熟しているりんごだそうです。参加者の皆さんは、陽当たりの良いところになっているりんごをひと玉ひと玉じっくりと選んで、収穫体験を楽しみました。
作業場ではジャムやジュースの加工、選別作業、貯蔵庫を見学させていただきました。りんごはひと玉ずつ光センサーを使って糖度チェックを行っているほか、誰でも選別作業ができるようにりんごのサイズ分けや計量も自動化されています。
午後からの交流会では「りんごの生育状況は平年並みですが、お盆を過ぎても暑さが続き、病害虫の被害もありました。最近朝晩の寒暖差が大きくなったおかげでふじりんごに蜜が入り始めました」と、今のりんごのできについてお話しいただきました。
参加者からは「摘花や摘果はどのくらい行いますか?」「りんごは皮付きで食べるけど残留農薬の心配はないのですか?」などの質問があり、「5月上旬からお盆頃まで3~4回摘花や摘果作業をします。10アールあたり400万の花が咲きますが、実になるのは2万個です」「農薬の使用を少なくし、有機肥料たっぷりを合言葉にりんご作りをしています。9月上旬で薬剤の散布作業は終了します。収穫までの2か月は農薬を使用しませんので、水洗いして安心して食べてください」と、作業や栽培のこだわりについて答えていただきました。
今回の見学を通して、信州産直組合のりんごが安心して利用できることがわかり、いっそう注文して買い支えていこうと思いました。
参加者 23人
参加者の感想
- りんごの糖度、選定など、品質管理されて届くことを直接確認できて納得しました。
- 農薬の使用を減らし、有機肥料にこだわて栽培されていることや、後継者不足に困っていることがわかりました。