動画で 写真で 生産者交流

産直交流会 とやまレインボーファーム

7月9日、今年度の第1回産直交流会を開催し、とやま生協のグループ会社であるとやまレインボーファーム(株)の立山農場を見学しました。

立山の農場では、ナス、キュウリ、サツマイモ、スイカや桃を栽培しています。とやまレインボーファームの吉野さんにお話を聞きながら、それらの畑を見学しました。

とやまレインボーファームの吉野さん

<動画で活動の様子を見る>

とやまレインボーファーム(株)は堆肥にこだわって土づくりをしており、化学肥料や除草剤を使わずに野菜を栽培しています。農薬も極力使わないことを目指し、去年と今年は病虫害の発生がないため、農薬を使用していないそうです。

 

旬を迎えている1,500株のナスの畑に降りて詳しくお話を聞きました。

 

1,500株のなす

 

この日の朝も収穫作業を行ったあとでしたが、畑には立派なナスがたくさん実っていました。収穫作業は毎日4~5人で行っていますが、とりきれないほどのナスができているため、枝についたまま大きくなりすぎてしまったナスも。

大きなナスを手渡された参加者は「重い!」「こんなに大きいのにスカスカになっている感じがしない」と驚いていました。

化学肥料を使わずに育てると、こんなに大きくなってしまいます

 

「化学肥料を使わずに育てるとこんなに大きくなるということを皆さんに見てほしかったので、今日は手に取って見てもらいました」と吉野さん。

大きくなりすぎてしまったナスは出荷されませんが、化学肥料を使わないことで土の状態がよくなり、大きくても味が薄くなったり、中がスポンジ状になってしまったりすることがないそうです。

出荷されているナスも、味が濃くて甘いと好評です。

生協の宅配でお届けするナスは組合員が自分で選ぶことはできないので、大きさや深い傷がない物などを選別して出荷してくださっているという話や、除草や土づくりについて苦労していることなどもお話を聞かせていただきました。

 

畑におりて見学

去年の3月に植えた桃の木の畑も見学。実がなるのはもう少し先です。

 

最後に今朝収穫したばかりのナスやにんじん、じゃがいも、甘唐辛子など、とやまレインボーファームの野菜を販売していただき、参加した皆さんは両手に野菜をもって購入していました。

 

とれたての野菜を購入

 

見学後は堀川事務所で昼食をとり、とやまレインボーファームのナスで作った胡麻酢和えと、キュウリのビール漬けを試食。

「ナスの胡麻酢和えがおいしかった。さっきナスを買ったから家で作ってみなきゃ!」「レインボーファームの野菜を毎週注文したい」と、とても好評でした。

昼食

なすの胡麻酢和えときゅうりのビール漬け

 

参加者 36組(43人)

 

参加者の感想

  • 「生産者の顔が見える」産地交流会で他の参加者さんたちの質問も参考になった。
  • 少人数で大量に栽培しておられることに驚いた。大変な思いをして育てられた野菜だから美味しくいただくことができるのだと思います。
  • 畑を歩くと土が柔らかくて、野菜がのびのび育っていて安心して購入できます。生産者の方の大変さとものつくりの楽しさが伝わりました。