5月23日（木）、東部センターにて「オレンジングパワー」の商品学習会を行いました。

「オレンジングパワー」はトップ産業株式会社で取り扱っている泡スプレータイプの洗浄剤。学習会ではトップ産業㈱より髙地さんにお越しいただき、商品の特徴を教えていただきました。

オレンジングパワー

講師の髙地さん

「オレンジの皮には油を落とす力があるんです」と髙地さん。オレンジの皮から摘出されるオレンジオイルは、汚れのもとになっている油を溶かし込むことではがれやすくし、頑固な油汚れもスッキリ落とせるんだそう。また、「オレンジングパワー」は市販の類似した商品と比較してもオレンジオイルの配合割合が高く、より洗浄力が強いということでした。

「そのパワーを知るには実際に試していただくのが一番」と、さっそく汚れ落としの実演を参加者一人ひとりが行いました。プラスチックの板に油性マーカーで汚れを描きこみ、その汚れに「オレンジングパワー」と市販の類似品をそれぞれスプレー。出てきた泡を見た時点で、参加者から「泡の大きさが全然違う！」と驚きの声が上がります。

しばらく時間をおいて乾いたペーパータオルでサッと拭くと、市販のものは汚れが少し残ってしまった一方で、「オレンジングパワー」は汚れがスッキリ綺麗に落ちていました。実際に汚れを落としながら、「オレンジングパワーの方はこんなに簡単に落ちるんやね」と感心される方がたくさんおられました。

サッと汚れを落としてみると…

オレンジングパワーの方はスッキリ汚れが落ちました！

「オレンジングパワー」がどれくらい油を溶かすのか、発泡スチロールを使った実験も行いました。「オレンジングパワー」の原液に石油でできた発泡スチロールを入れると、10～20秒であっという間に溶けてなくなってしまいました！　見るみるうちに溶けていく発泡スチロールに、驚きの声があちらこちらで上がりました。

白い発泡スチロールの欠片がすぐに溶けてしまいます

実験後、髙地さんは「『オレンジングパワー』の油を溶かす力はこれくらい強いので、容器も厚みのある特殊なプラスチックを使っています。薄いプラスチックで容器を作ると、オレンジオイルが容器自体を溶かしてしまう危険があるんです」と説明し、詰め替え用の商品がないのも特殊なプラスチックを使うため、かえってコストが高くなってしまうのが原因とお話されました。

「キッチン周りや換気扇、浴槽、トイレなどいろいろな場所に使えます。キッチン周りの頑固な汚れ以外は水で薄めて使うことが多いので、1本あれば何年も使用できます。時には10年ほど使い続けてもなくならないという声もあるくらい長持ちで、メーカーとしては少し困っているくらいです」という髙地さんの茶目っ気ある説明に、会場からは笑いが起きました。

参加者からの感想（参加人数22名）

• とてもよい商品だとよく分かったので、これからも使用したいと思いました。
• 実演があったので、市販品との違いがよくわかりました。
• 商品名は知っていたけれど、まだ使用したことがなく、今回の学習会で効果を知れたので、今後使用してみようかなと思いました。