くらしの助け合いの会「にこりーな」活動会員が車いす講習&介護ロボット実演見学を実施
くらしの助け合いの会「にこりーな」は、とやま生協の組合員どうしが助け合う有償ボランティアの会です。ボランティア活動の中で、病院での付き添いとして利用者の方の車いすを押すお手伝いを行うことが多くあることから、車いすを押す側も乗る側も安心して車いすを利用できるよう活動会員の研修の一環として車いす研修に毎年取り組んでいます。
7月19日(水)、「にこりーな」富山ブロックの活動会員13名が参加し、とやま介護テクノロジー普及・推進センターで車いすの基本的な使い方や注意点などの研修や介護ロボットの体験を行いました。
同センターの相談員の方から、
① 座る時には車いすが動かないように、必ずストッパーをかける。
② 足の後ろにレッグサポートが当たるようにして利用者の方の足を足乗せ台に乗せ、車いすの車輪に足が巻き込まれないようにする。
ということを、車いすに乗っていただく際の注意点として教えていただきました。
2人一組になって車いすに乗る側、押す側を体験。
段差で車輪を上げるコツや坂がある場合の押し方について説明を聞き、実際にやってみました。
車いすを押す際は、乗っている方に対して細やかな声掛けをすることで、不安なく乗っていただけると教わりました。
「段差の振動や坂道で下がる時の感覚って想像以上に怖いものだね」と、車いすに乗ってみて、利用者さんの感覚や気持ちも実感できたようです。
ベッドから車いすに移る移乗支援サポートロボットや入浴支援介護ロボットなど、介護ロボットの見学と体験も行い、介護環境の変化も知ることができました。
参加者の感想
・活動で車いすを使って介助しているが、乗っている時の視線が随分低いことやガタガタ道での身体の衝撃を実際に車いすに乗って体験できて良かった。
・車椅子や介助用具の説明や実践で、乗る側の気持ちや介助者側の注意点・心得を知ることができた。
・介護の際に、あったらいいなと思っていた物が次々開発されていることがわかった。