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地域で身近にできる水環境学習(富山県出前講座)

開催日
2023/08/02 (水)
時間
10:00~11:00
開催場所
東部センター 多目的室
主催
環境委員会
講師
富山県環境保全課 大西さま
参加費
無料
定員
30名程度

8月2日、富山県環境保全課の大西さんにお越しいただき、県の出前講座「地域で身近にできる水環境学習」を開催しました。

はじめに富山県の水環境についてスクリーンで学習し、その後は実際に器具を用いて、水のきれいさを測定しました。

透視度を測る実験では、東部センター付近の用水の水を使用しました。透視度計という1メートルくらいのガラスの容器に水を入れて濁り具合を測ります。容器にはヒモで十字の模様がついた底板がついていて、それを水が入った容器の中に入れて、どこまで十字の線がはっきり見えるかで透視度が分かります。

中には、目を凝らしながら「ここかなぁ~?」と見ている方や、「もともと老眼で見にくい場合はどうしたらいいですか?」など質問されている方もいました。

次は、水道水と砂糖水を使ってCODパックテストを行いました。CODパックテストは、有機物などの水の汚れを測定できる器具で、今回は汚れの代用として砂糖を使用しました。

薬剤が入ったチューブに水を入れてしばらく待つと、チューブの中の水色が変化するので、色見本と照らし合わせて汚れ具合を測定します。水道水だと赤色に変化したのに対し、砂糖水は緑色に変化し、参加者は「少量の砂糖しか入っていないのに、こんなに変化するんだね」と驚いていました。

参加者の感想

  • 水質に関しての実験はとてもわかり易くて良かったです。
  • 私たちの生活と行政が深く結びつくため、もっと交流を進めてもらいたい。
  • CODや透視度計などを使えて、復習になりました。またこういう機会があったら、行きたいです。

 

最初に富山県の水環境について学習しました

透視度計の実験。十字の線がどこまで見えるかな?

CODパックテストの測定。水色の変化に興味津々!

左(赤色)が水道水、右(緑色)が砂糖水

 

東部7月2回配布 7・8月の組合員活動チラシのサムネイル

 

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