6月28日(水)、四方・倉垣地域会が主催し、田村農園(婦中町広田)の見学とみなみ店でのお買い物を行いました。
白たまごを生産している田村農園さんでは、田村さんよりお話を伺いました。
敷地内のウインドウレス鶏舎には約1万9千羽もの親鶏が育てられていました。きれいな空気を取り入れるため、また夏場でも暑くならないようにするため、多くのファンを設置し換気をおこない、健康管理にとても留意されているそうです。
鶏舎と※GPセンターは直結しており、産まれたてのたまごは一度も外に出ること無く、速やかに検品、洗卵、パック詰め作業をおこない、新鮮なたまごを消費者の元にお届けすることができます。
※GPセンター・・・Grading(選別)&Packing(パック詰め)の略でたまごを洗浄、乾燥、検査、計量してパック詰めをおこなう工場
見学を通して、安全でおいしいたまご作りをしておられることが確認でき、これからも安心して白たまごを利用できる良い機会になりました。
鶏糞を堆肥にする施設もあり、近隣農家から回収したもみ殻と混ぜ、6ケ月ゆっくりと発酵させた良質な堆肥ができあがります。
敷地内にはヤギやアヒルなどが飼われており、子ヤギのかわいい姿に癒されました。
またビニールハウスではバナナやレモン作りにもチャレンジしておられ、見学させていただきました。来られた方が直売所に寄る以外にも楽しんでもらえるようにと設けているそうです。
みなみ店では青果、鮮魚、コープ商品などお目当ての品物を購入し、帰路に着きました。
参加者の感想(参加人数 9名(うち2名は子ども))
- ケージ飼いと平飼いの違いや赤、白のたまごの殻の違い、サイズの違いをわかりやすく、理由を教えていただき、納得できました。農作物は生命線なので安全で安定供給できるよう、とてもわかりやすく丁寧に説明していただき、感謝しています。
- 毎回利用しているたまごが私たちに届くまでの工程がわかりやすく説明してもらったことがよかったです。にわとりもケージの中でたまごを産み、それがオートメーション化されて、パック詰めをして1個1個検査洗浄して届くことがわかり安心して食べられます。
- 田村農園さんでの見学最高。たまごの管理も良かったのですが、ヤギ、アヒル、バナナ栽培、ブドウ栽培と楽しませてくれました。