みなさんは六渡寺海岸のゴミ問題を知っていますか?射水市庄西町にある六渡寺海岸は、庄川と小矢部川に囲まれており、二つの川からたくさんのゴミが流れついています。
今回は、その問題について多くの人に知ってもらおうと活動している、庄西コミュニティセンターの境さんにお話を聞きました。長さ633mの海岸沿いですが、二つの下流にあること、あいの風が吹き込んでくるなどの地形的な問題もあり、一年におよそ100トンものゴミが漂着します。ゴミは生活ごみがほとんどで、富山県の調査でも県内一漂着ゴミが流れ着く海岸となってしまっています。
なんとかしてゴミを減らそうと地域の方々が立ち上がり、行政とも協力しながら清掃活動を行っています。また、近年は清掃ボランティアも広がりを見せているということでした。
お話を聞いた後、実際に六渡寺海岸へ移動してゴミ拾いを行いました。「今日はゴミが少ない」ということでしたが、ほんの20分ほどでたくさんのゴミ袋がいっぱいになるほどゴミが落ちていました。プラスチック容器など、家庭から出たごみが目立ちます。
参加者からは、「こんなにゴミがあるとは思わなかった」「ひとりひとりがゴミを流さないように気を付けることが大切と感じた」などの声が上がりました。
(参加者 5名)