能登半島地震復興支援ボランティアバス 氷見市でボランティア活動を実施
お知らせ
2025.02.26
とやま生協では、能登半島地震で被災された方々を継続的に支援し続けられるよう、12月より「能登復興支援ボランティア事前登録者」を募集し、組合員とそのご家族100名以上の方にご登録いただいています。
2月22日(土)、復興支援ボランティア登録をされた組合員12名と職員6名の計18名で、氷見市内でのボランティア活動を行いました。
当日は、まずオリエンテーションとして、氷見市災害ボランティア・支えあいセンターで活動の注意事項などの説明を受けました。

オリエンテーションの様子
活動先のご自宅に到着すると、まずは1階、2階に分かれて必要な家財を運び出し、その後は分別作業に取り掛かりました。今回は、女性ボランティアが大活躍し、新しいものや思い出になるようなものは家主の方に確認をとりながらテキパキと分別して作業を進めました。分別した災害ごみや家財等、トラック計6台分を運び出し、残りは後日行うことになりました。

活動先での分別作業

災害ごみ仮置き場に向かうトラック
家主の方とお話をする機会があり、「公費解体が決まり少しずつ片づけをしていたが、ついつい残しておきたいと物が増えてなかなか片付かないので、思い切って処分するために今回ボランティアをお願いした。」とおっしゃっていました。長年住んでこられたご自宅を離れ、思い出の品を手放すのは大変つらいことだと思います。それでも新しい一歩を踏みだすためにボランティアを依頼され、今回ご縁があり、私たち生協が依頼主の方の一歩を踏みだすお手伝いができました。
とやま生協はこれからも被災者の方々に寄り添いながら、支援活動を続けていきます。

ボランティア参加者の皆さん
参加者の感想
- 一人では絶対出来ないと思ったし、大勢で臨めば人数以上の力が出る気がしました。まだまだボランティアを必要とされている方はたくさんいらっしゃると思いますし、一歩一歩少しずつでも復興に向かって進んで行けばいいと思いました。機会があればまた参加したいと思います。
- 能登の報道が多い中で、氷見もいまだに復旧半ばということがわかりました。町屋の並びにブルーシートが多く見られたことに驚きました。輪島もそうでしたが、マンパワーのすばらしさを感じました。行政では行き届かないところに寄り添えるように、今後も氷見のボランティアを継続させてほしいと思います。
- 初めての参加で自分が務まるのか不安だったが女性のボランティアの方が多くて少し安心しました。